2009年06月15日

室根神社の由来

車で室根山の山頂に上って行く途中(8合目付近)左手に室根神社がありました。うっかりすると見落とします。本宮と新宮の2社が奉られています。あまり大きな神社では有りませんが、歴史の古い神社です。

境内にある、室根村教育委員会が平成6年に建立した神社の由来を読むと、本宮は1291年前(養老2年:西暦718年)に鎮守府将軍・大野東人(あずまんど)が蝦夷を降伏させるための祈願所として、和歌山県の紀州熊野大社より霊を迎えて建立されたとのこと。蝦夷討伐が終った後、室根山周辺の集落の鎮守として崇められ、坂上田村麻呂や源義経も祈願したことがあると言われている神社です。

新宮は696年前(正和2年:西暦1313年)に陸奥国守護職・葛西清信が奥7郡(磐井、江刺、胆沢、気仙、本吉、登米、牡鹿)の鎮守として紀州熊野速玉大社より霊を迎えて建立したとのこと。

境内には樹齢千年を超える大きな老杉があり、本宮と新宮に各々吊るされている金と銀の鈴の両方を鳴らすと幸福になるといわれています。

閏年の翌年の旧暦9月17日から3日間実施される、東北3大荒祭りの一つとして知られている室根神社特別大祭「マツリバ行事」が有名です。今年(2009年)の10月下旬に室根神社特別大祭が実施されます。

室根神社特別大祭の「マツリバ行事

室根神社新宮
室根神社新宮



室根神社の由来についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事がお勧めです。
 ↓
風琳堂ホームページ記事「熊野大神の原像──養老二年の祭祀伝承

大祓詞(おおはらいのことば)の中に登場する蝦夷の人々が信仰してきた女神・瀬織津姫(セオリツヒメ)
 ↓
瀬織津姫物語―縄文の女神が復活する





posted by SendaiFreak at 20:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東北地方の情報
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